こんにちは、ヴァイオリン講師の亀井です。
今日はヴァイオリンを弾く時、練習をするときに役立つちょっとしたモノついて書きたいと思います。
レッスンや練習をしているとこういう壁にぶつかることがあります。
「たくさん練習しているのに、なかなか変化が感じられない」
「先生が言っている事は分かるけれども、どうしたらそれができるのか分からない」
もちろん、楽器を新たに習得するのは簡単ではないですし、だからこそ取り組みがいがある事もありますが、とはいえ無駄な苦労はなるべくしたくない物です。
これらの事を解決する手段の一つに、「身体の正しい理解」があります。
正確には、「身体の骨格や、筋肉の使い方」という方が正しいかもしれません。
たとえば家を建てるのに、柱や梁のことを知らずに建てることはできませんよね。
同じことが、演奏でも言えるのです。もしもなにも知らずにガンバッた練習ばかり続けていると、
上達を妨げしてまうばかりか、場合によっては腱鞘炎など身体を壊してしまうこともあります。
とはいえ、身体を理解するのに、本を読んだり調べたりする手段が分からない、ということも多いかと思います。
私はレッスンの時に身体の構造から弾き方を説明するとために、このiPadのアプリを使っています。
ヒューマン アナトミー アトラス
このように骨格と筋肉の画像だけでなく、これが実際に画面で動いてくれるので、非常に説明がしやすいのです。
(画像:手首を回すって、実は前腕全部が動いていた!?など)
これを見ると、頭の中の身体と、実際の身体の作りが間違っていた、なんてこともあります。この誤りを少しずつ正していくと、時間はかかりますが、徐々にですが確実に良い音が出せる生徒さんが増えていることを、実感しています!
追記:身体の説明への熱意が度を過ぎて、15万円もする骨格模型を買いそうになってしまった今日この頃(汗)